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モーリス・メルロー=ポンティ

モーリス・メルロー=ポンティMaurice Merleau-Ponty, 1908年3月14日 - 1961年5月4日)は、フランス哲学者現象学を学び、その発展に尽くした。

彼の哲学は「両義性の哲学」と呼ばれ、従来対立するものと看做されてきた概念を、統合させる新しい見方からの哲学を提唱した。たとえば、心と身体というデカルト以来の対立を、彼は現象学的分析を通して、心でも身体でもないと同時に心でも身体でもある両義的な現象に還元し、そこから心や身体が生成されると考えた。そこには西洋哲学の限界を超越する試みが見られ、異文化理解や芸術などに大きな影響を与えたが、一方でその難解さからか、かれの哲学を受け継ぐものを持つことはできなかった。

邦訳主要著作

  • 中島盛夫訳『知覚の現象学』』(「叢書ウニベルシタス」112)、法政大学出版局
  • 永戸多喜雄訳『意味と無意味』、国文社
  • 森本和夫訳『ヒューマニズムとテロル』改訂版、現代思潮社
  • 加賀野井秀一編訳『知覚の本性-初期論文集』(「叢書ウニベルシタス」)、法政大学出版局
  • クロード・ルフォール編/中島盛夫監訳『見えるものと見えざるもの』』(「叢書ウニベルシタス」)、法政大学出版局

関連図書





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