この動物群には、クラゲ状の「スプッリギナ」、楕円形をしたパンケーキ状の「ディキンソニア」をはじめ、多種多様な軟体性の多細胞動物が見られる。これらの生物が、現在の生物の分類に対してどのような位置付けにあるのかは良く分かっていない。エディアカラ動物群に属するいくつかの動物は、珊瑚、ヒドラ、イソギンチャクのような刺胞動物やミミズのような環形動物などの直接の祖先であるという考えもあるが、進化の形成過程の中で途絶えてしまった側枝であり、現在の生物とは全く関係が無いかもしれない。
カンブリア紀が始まる前に史上最大規模の大激変が勃発し、エディアカラ動物群の少なくとも大部分が絶滅してしまった。
参考文献 『生命40億年全史』 - リチャード・フォーティ著 草思社