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フィリップ・K・ディック

フィリップ・K・ディックPhilip Kindred Dick, 1928年12月16日 - 1982年3月2日)はアメリカSF作家である。

シカゴに生まれたディックは、カリフォルニア大学に入学するも兵役忌避のため退学。1951年に処女短編『ルーグ』を発表。以降、膨大な数のSF短編・長編を著している。

1962年、長編『高い城の男』でヒューゴー賞受賞。経済的にはあまり恵まれず、離婚と結婚を繰り返した。SF作家としての評価は高まっていったが、神経症の治療からアンフェタミンを常用しつつも、1981年に総決算とも言える『ヴァリス』、『聖なる侵入』を発表し、1982年2月に心臓発作で死去。1968年の 『アンドロイドは電気羊の夢をみるか?』は、『ブレードランナー 』として映画化されたが、公開されたのは1982年の夏であった。

1983年に、ディックを記念して、ディック記念賞が創設された。これは、その年にぺーバーバックで出版されたSFの中から投票で選ばれる。

Table of contents
1 作品概要
2 作品一覧
3 外部リンク

作品概要

ディックの作品に共通して見られる特徴は、本物と偽物の交錯である。多くの主人公は、だまされていることに気づきながらも、どうしたらよいかわからない閉塞的状況に置かれている。

1970年代中頃からの作品群はより宗教的性格を強め、「世界はどうしてこんなに不完全なのか?」という問いに対して、一筋の光明が投げかけられながらも、やはり悲劇的な結末に向かって進んでしまう。

ディック本人は純文学の創作も試みているが、生前に正当な評価がされることはなかった。下記の一覧で、出版年が1982年以降になっているものは、死後初めて出版されたことを示す。

ディックの主要作品は、ハヤカワSFシリーズ、ハヤカワ文庫SFにで訳出された他、1970?80年代にはサンリオSF文庫によって多くが訳出された。サンリオSF文庫の廃刊により、一時期多くの作品が入手困難になったが、幸いにもハヤカワ文庫SFや創元推理文庫によって多くが復刊されている。

作品一覧

(このほかに日本語訳のないものあり。中短編を除く。)

SF小説(長編)

普通小説

外部リンク





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