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サイレント映画とは、無声映画のこと。
1920年代末にトーキー映画が出現するまでは、当然のことに映画はすべて無声であった。音声がないという制約から様々な映画的テクニックが開発され、それは現代の映画にも引き継がれている。登場人物の科白は字幕を挿入することで表現したが、俳優の演技は大袈裟なものにならざるを得なかった。
上映に際してはオーケストラやバンドによる音楽伴奏が付くことが多かった。トーキーが実用化してからは、サイレント映画に音楽のサウンド・トラックを付加したものが上映され、これをサウンド版という。
日本では、映画の上映にあわせてその内容を解説する活動弁士(活弁)が活躍し、徳川夢声のような人気弁士も現れた。
トーキー以後の映画でも、音楽のみを用いて科白のない映画、あるいは科白を字幕で表現した映画はサイレント映画ということができる。