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ザリガニ類(さりがにるい, Astacura)は、エビに似た尾とカニに似たハサミを持つ甲殻類で、十脚目に属する。分類上はザリガニ下目(~かもく, Astacidea)と呼ぶのが一般的。
もともと「ザリガニ」という語は日本固有の淡水性ザリガニ類を指す言葉だったが、ザリガニ下目に属する甲殻類のうち淡水性のもの全般を指すことも多い。日本で単に「ザリガニ」と記述される場合、往々にして帰化生物ながら国内で最も広域に分布するアメリカザリガニを意味する。また、ザリガニ類には淡水性のいわゆる「ザリガニ」に加えて海水性のアカザエビ、ロブスターなども含む。
| Table of contents |
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2 日本の近海で見られるザリガニ類 3 分類 |
日本の淡水域に棲むザリガニ類
日本には、固有種のザリガニ1種にアメリカ合衆国より移入した種が加わり、2科3種と1亜種(あるいは2科4種)が生息している。
※ザリガニ類の体長は、目の後部から尾扇の先端までの長さを示す。
ザリガニ下目はエビ亜目(抱卵亜目)に属する。古い分類では、爬行亜目あるいは長尾類といった上位分類が使われたこともある。特徴を以下に示す。直接発生のためプランクトン生活を行なう時期がないことが、流れのある河川の生活へ適応するのに有利に働いたと考えられる。
ザリガニ
体長約5cm、体色は茶褐色。日本固有種。北海道・東北地方のみに生息。絶滅危急種。アメリカザリガニ
体長約10cm、体色は赤色~茶色。アメリカ原産だが、移入により世界中に生息している。日本でも全国の河川・池・用水路などに幅広く生息。食用ガエルの餌として1927年(昭和2年)5月12日、横浜に輸入された。ザリガニ釣りをして遊ぶ子供も多く、観賞用としても親しまれている。タンカイザリガニ
体長約15cm、体色は濃茶~青みがかった灰色。アメリカ原産。日本では北海道の摩周湖と阿寒湖およびその周辺、滋賀県の淡海湖に生息。食用としてザリガニ漁が行なわれている。淡海湖以外の個体群はウチダザリガニと呼ばれ亜種に分類される(別種とする場合もある)。淡海湖の個体群は放流されたオオクチバスによって個体数が激減している。
日本の近海で見られるザリガニ類
日本近海では、2科6種の海水性ザリガニ類が生息している。アカザエビ
ミナミアカザエビ
サガミアカザエビ
オキナエビ
ウミザリガニ
オサテエビ
分類
ザリガニ上科 Astacoidea
ミナミザリガニ上科 Parastacoidea
アカザエビ上科(ウミザリガニ上科) Nephropoidea