サムエル記は、旧約聖書の中の二つの書。元の旧約聖書正典の中では二つに分けられていなかったようである。このことを示しているのは、サムエル記上 28章(サムエル記上の結尾の章の一つ)の言葉がこの書の真ん中であることを示す、マソラ写本の注記である。古くからのユダヤ人の伝承では、サムエルがこの書の最初の部分を書き、ナタンとガドが残りの部分を書いたとされている。
内容 サムエル記上 エホバはイスラエルの預言者としてサムエルを起こされる(1:1‐7:17) サウルがイスラエルの最初の王になる(8:1‐15:35) ダビデは注目を浴びるようになる。サウルはそのことを腹立たしく思う(16:1‐20:42) 逃亡者としてのダビデの生活(21:1‐27:12) サウルの統治の終わり(28:1‐31:13) サムエル記下 ダビデは王となり、ヘブロンから支配する(1:1‐4:12) ダビデはイスラエルの全部族を治める王として支配する(5:1‐10:19) ダビデはバテ・シバと姦淫をおかす。ダビデ自身の家の内部からダビデに災いが降り懸かる(11:1‐20:26) ダビデの統治の末期の出来事(21:1‐24:25)