|
|
| Table of contents |
|
2 日本のパソコン通信の歴史 3 大手商用パソコン通信サービス 4 パソコン通信ホスト用ソフトウェア 5 関連事項 |
システム
利用形態としては、個人同士が1対1で接続することはあまり行われず、パソコン通信ホストに接続して、その中で電子掲示板、チャットなどを利用した情報交換が行われていた。
パソコン通信ホストを運営する団体には、当時のニフティやPC-VAN(現BIGLOBE)などの大手商用業者と、個人やグループなどで開設した草の根BBSと呼ばれる小さい局があった。草の根BBSは、パソコン、ホスト用ソフト、着信用のモデムと通常電話回線、それに技術知識があれば誰でも開設可能であった。
大規模なところでは、フォーラム(ニフティでの名称)やSIGという趣味などでの集まりをいくつも作り、その中で情報交換ができるようにしていた。 小規模な草の根BBSなどでは、それ自体が1つのフォーラムのようになっているところもあった。
通信方式はインターネットの各種プロトコルと異なり、基本的に無手順による文字の送受信のみ(※1)であり、バイナリデータの送受信には各種バイナリ転送プロトコルを使用する。通信速度は、初期には音響カプラを用いた300bps程度であったが、モデムの改良と歩調を合わせる形で1200、2400、9600、14400bpsへと上がり、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)のダイヤルアップ接続用アクセスポイントが、主要都市に整備され始めた1996年頃には、28800bpsまで達した。1997年頃には33800bpsまで達した。 今現在、一般回線用モデムの能力は54Kbpsまで上がったが、その能力を使ったパソコン通信はあまりない。
※1 AOLでは画像表示もできた。
日本のパソコン通信の歴史
日本におけるパソコン通信の始まりは、1984年に「千代田常磐マイコンクラブ」が松戸市内に開設したものであるという。
1997年頃までは、大手、草の根BBSとも加入者が増加していた。 ただ基本的には個々のサービスはそれぞれ独立しており、ニフティとCompuserve、朝日ネットとPeopleなど提携関係にある一部の場合を除いては、他サービスとのつながりはほとんどなかった。 また、草の根BBSについては、アクセス数の増加への対応や、さらに全国各地に居住する利用者への負担を軽減するために、アクセスポイントを増やさざるを得ず、これに伴う金銭的な負担が問題となっていた。
これに引き換え、1995年頃から、世界規模の通信網であるインターネットへの接続環境が整備され始めた。 相次ぐISP企業の参入で、ダイヤルアップ接続用アクセスポイントの設置地域が拡充され、多くの地域で安価にインターネットへ接続できる環境が整っていった。この状況の変化により、基本的に一つの閉じたシステムであるパソコン通信については事業の将来性や存在意義が薄れてしまい、大手業者でも事業を中止したり(アスキーネットや日経mix)、ISP事業に移行したりしていった(ニフティやPC-VAN)。
現在では大手、草の根とも、従来のパソコン通信上にあったコンテンツは、インターネットWeb上の電子掲示板等に移行しているところが多い。
大手商用パソコン通信サービス
日本
アメリカ