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エホバの証人は他の宗教団体とは異なる独特の組織構造を持つ。
| Table of contents |
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2 会衆 3 長老と奉仕の僕 4 巡回区 5 地域区 6 支部事務所 7 地帯区 8 統治体 9 法的機関 |
伝道者
会衆を支援する証言に活発に参加する者はみな伝道者として知られる。概してエホバの証人になろうと思う人は数ヶ月から一年ほどエホバの証人と聖書研究をした後で伝道者となる。友人、親戚、知人に非公式に自らの信条を話した後、エホバの証人の戸別宣教に参加するには会衆の長老からの承認が必要である。たいてい新しいエホバの証人はバプテスマを受けるまでの数ヶ月をバプテスマを受けていない伝道者として過ごす。
証人の中には毎月70時間を証言活動に費やすと神に誓約する者もいる。彼らは正規開拓者と呼ばれる。他にも特定の月に50時間費やす者もいて、彼らは補助開拓者として知られる。いくつかの国では証人たちは宣教者や特別開拓者として指名を受ける。彼らは普通月130時間を費やすと誓約する。
会衆
エホバの証人の会衆の規模はさまざまだが、通常50人から150人の伝道者で構成されている。彼らは週に二度王国会館で集まる。週一回個人の家での小さな集まりも催される。
会衆の集会は一般に成員の参加が求められる。会衆の書籍研究・ものみの塔研究という集会が、読まれる出版物から一節ずつ、印刷された質問が出され答えたり、引用聖句が読まれるという質問と答え形式で扱われる。神権宣教学校では、順番で会衆の成員が短い話をする。(女性は部分的に実演を行う。)週に一度、45分間の公開講演が開かれる。
長老と奉仕の僕
各会衆には長老団(監督・奉仕委員ともいう)がおり、支部事務所から受け取った指示に基づき、地元会衆の活動や福祉を決定する。彼らは演壇から教え、会衆の成員に対し気遣いの訪問(牧羊として知られる)を行い、宣教の業で主導をとることが求められる。奉仕の僕は一般的により経験の浅い証人であり、王国会館や音響、マイク・システムの管理、本、雑誌、冊子、会衆の会計といった、決められた仕事を行い、長老を補佐する。必要な状況が生じた場合、会衆を教える業に参加することもある。
新しい長老や奉仕の僕は、通常巡回監督の訪問期間中、地元の長老団の推薦に基づいてエホバの証人の支部事務所から指名される。(下記参照)男性信者のみが長老団や奉仕の僕に指名される。女性信者は会衆に教えることには参加しないが、前の節で奉仕の僕の仕事として取り上げた活動の大半を担うことがある。(これは会衆が小さいとき、ないしは何らかの理由で能力や資格のある男性が
いない場合である)
巡回区
諸会衆は通常20の会衆でなる巡回区を形成する。彼らは年に二回大会(巡回大会と特別一日大会)に集まり、年に二回支部事務所を代表する長老、巡回監督の訪問を受ける。こうした訪問は通常一週間ほど続き、その間巡回監督は会衆や一般聴衆に対し講演を行い、長老団・奉仕の僕・開拓者と会合をし、家から家の福音宣教の業に参加する。
地域区
地域区は多数の巡回区から成り、地域監督によって奉仕される。その責務には会衆を訪問する巡回監督に一週間同行し、巡回区の定例二日の大会(巡回大会)に出席することが含まれる。
毎年、通常夏に、三日間からなる地域大会が開かれる。その名にもかかわらず、地域区より少ない人が出席したり、いくつかの地域区がともに集まったりすることがある。地域大会はスポーツ施設で開かれることが多い。
支部事務所
現在110の国や地域にエホバの証人の支部事務所がある。支部事務所には翻訳部門、法律部門、ホスピタル・インフォメーション・サービス部門があり、大きな支部には印刷設備がある。各支部にはサービス部門があり、諸会衆に手紙を送ったり、巡回監督・地域監督の業を監督したりする。各支部では、統治体に任命された三人から七人の委員が支部委員として奉仕する。地帯区
英語版には載せられていないが、上記以外に地帯区が存在する。統治体から任命を受けた資格ある男子が地帯監督として一定の間隔をおいて全地の各支部のために奉仕する。彼らの主な仕事は、福音宣教を行う上で生じるさまざまな問題や疑問に関し、支部委員会を助けることである。また、支部事務所の運営を記録した記録類や、諸会衆の業がうまく機能しているかを調べる。
統治体
世界中のエホバの証人に絡む諸問題の決定は米国ニューヨーク市ブルックリンにある統治体の一団によってなされる。1970年代まで、この一団はWatch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania.(ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会)の理事会と同一であった。近年、統治体が用いるさまざまな法人の理事としての奉仕の責任は他の人々に委譲し、統治体の司会者は毎年交替する。
エホバの証人の統治体の現在の成員は、アルファベット順に以下のとおりである。
統治体は世界中のエホバの証人の活動をすべて監督する。これには執筆、印刷物の翻訳・出版、会衆の集会のプログラムの企画、巡回大会や地域大会の準備、宣教者の派遣、長老・奉仕の僕・巡回監督・地域監督の承認、災害救援の手配が含まれる。
統治体の業は六つの委員会により扱われる。(『エホバの証人―神の王国をふれ告げる人々』[ものみの塔聖書冊子協会]234ページ参照)
統治体の成員ではない、他の多数の長老たちは、補佐としてこれら委員会のいくつかに仕える。
法的機関
Watchtower Bible and Tract Society of New York(ニューヨーク法人 ものみの塔聖書冊子協会)は、エホバの証人が用いる数ある法人の一つで、関連法人を代表している。他の法人として Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania(ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会)、Christian Congregation of Jehovah's Witnesses、そして英国、ロンドンにあるInternational Bible Students Association(国際聖書研究者協会)がある。
世界の他の主だった国々では、地元法人が組織の業を促進するために設立されている。