|
|
| Table of contents |
|
2 材料とその性質 3 半導体素子の構造 4 半導体素子の例 5 関連項目 |
特徴
次のような特徴があるため、殆どの応用分野で真空や気体を利用した電子管を代替した。
半導体材料の伝導性は、結晶構造中の自由電子の過不足を生む不純物に依存する。すなわち通常多数キャリア (majority carrier) すなわち、N型半導体では電子、P型半導体では正孔を通じて担われる。しかし、トランジスタなど多くの半導体素子では、動作するためには少数キャリア (minority carrier) すなわちN型半導体では正孔、P型半導体では電子が必要である。
半導体の整流効果(電流を一方にだけ良く通す性質)は、元来は方鉛鉱の結晶で発見された。初期のラジオ受信機(鉱石ラジオ)では、鉛の保持具に埋め込んだ方鉛鉱の結晶の表面に「猫のひげ」と呼ばれた細い金属線をわずかに接触させたたものが用いられた。
半導体素子の構造
点接触形
もっとも初期のタイプである。ゲルマニウムなどの半導体表面に針を刺して各端子にするものである。1945年にダイオードが1948年にトランジスタが開発された。動作が不安定なので実用は難しかった。
レートグローン形
2000年代では、大電力用パワーデバイスのみに使用されている。
また、微細加工により多くの素子を並べて写真技術の応用で製造できるためばらつきが少なく大量生産に向く。この特徴を生かしてモノリシック集積回路が発明された。
今日数多く利用されている固体素子には、トランジスタ・電界効果トランジスタ (FET)、サイリスタ (SCR)、ダイオード(整流器)・発光ダイオード (LED) 等がある。
半導体素子は個別部品としても利用可能だが、同じ製造工程で製作できる多数の素子をひとつの基板上に集積して集積回路とすることも可能である。
結晶成長形
純粋な半導体の単結晶を溶融半導体中に入れゆっくり引き上げ棒状に成長させるものである。
グローン拡散形
合金接合形(アロイ形)
ゲルマニウム等の薄いP型単結晶の両面からN型半導体を熱接合しNPN構造を形成したもの。(PNPやSiトランジスタでは使われなかった?)
メサ形
断面が台地(メサ)状で、厚み方向に電流を流すものである。PN接合ダイオードの場合PN、バイポーラトランジスタの場合PNP/NPN、サイリスタの場合PNPN構造を形成する。プレーナ形
同一平面上に端子用電極を形成したものである。電流経路を短くすることが可能で高周波特性が良いなどの特徴がある。プロセスによる分類
拡散接合形
エピタキシャル形
SOI (silicon on insulator)
半導体素子の例
2端子素子(ダイオード)
3端子素子
トランジスタ
サイリスタ (SCR)
関連項目