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中央本線(ちゅうおうほんせん)とは、東京駅を基点に、甲府駅、塩尻駅、中津川駅を経由して、名古屋駅まで至る鉄道路線である。岡谷駅から塩尻駅までの間は、山脈を避けて辰野駅を経由していたが、1983年に全長約6kmの塩嶺トンネルを抜けてみどり湖駅経由の短絡線が開通し、大幅なスピードアップが実現した。現在どちらの線区も中央本線に属する。辰野駅経由の路線は大八回りとも呼ばれる。
運転形態が塩尻駅を境に異なることから、
中央東線は東京から信州へ向かう路線としてビジネスや観光に利用されているが、高速道路との競争が激しく高速バスに客を取られないために格安の回数券が設定されている。この線は山の景色が素晴らしく、深田久弥の名著『日本百名山』でも車窓から見える甲斐駒ケ岳と八ヶ岳が絶賛されている。また甲斐大和付近から甲府盆地越しに見る南アルプスも壮観。甲斐盆地は桃の栽培が盛んで、春には線路の両側がピンクに包まれ、文字通り「桃源郷」の雰囲気を味わえる。中央西線は木曽川の渓谷を遡る線で、渓谷美が楽しめる。名勝寝覚ノ床のすぐ上を通るポイントでは、ダイヤに余裕があれば「しなの」も速度を落としてゆっくり見せてくれる。
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2 運行形態 3 特急 4 歴史 5 駅 6 停車駅詳細 7 関連記事 |
路線データ
運行形態
東京~高尾間
御茶ノ水駅から三鷹駅までは、複々線となっており、一本は各駅停車の中央緩行線。
もう一方は東京駅から高尾駅までを走る中央快速線となっている。運転形態等についての詳細は中央緩行線、中央快速線を参照のこと。
立川~塩尻間
立川駅から甲府駅を経て塩尻駅から篠ノ井線に乗り入れて松本駅まで運転。甲府駅発の一部普通電車や小淵沢駅、上諏訪駅発の電車はさらに信越本線長野駅まで運転。
また、大月駅から富士急行線河口湖駅まで直通する電車もある。
塩尻~中津川間
塩尻駅からは中津川駅までの間は、普通電車は極端に少ない。
2002年頃のダイヤ改正に伴い名古屋駅~坂下駅間の快速が廃止され名古屋駅~中津川駅間のみとなった。現在中津川駅~坂下駅の3駅をピストン輸送する2両編成のワンマン列車が運行されている。
中津川~名古屋間
中津川駅から名古屋駅までは、中京圏の通勤路線としてセントラルライナーなども運転される。
岡谷駅~辰野駅間は飯田線に直通する列車のみが通り、事実上、飯田線の一部のようになっている。ただし、管轄はJR東日本なので、辰野駅で乗務員が交替することになる。
辰野駅~塩尻駅間は、この区間のみを往復する列車のほか、松本駅まで直通する列車が数本設定されている。辰野駅~塩尻駅間を往復する列車には、荷物車を改造した123系(クモハ123-1)が使われ、「ミニエコー」の愛称で呼ばれている。
また、名古屋駅からも塩尻駅、篠ノ井線松本駅を経由して、信越本線長野駅まで走るしなのが運転されている。
東京圏および中京圏でホームライナーが運転されている。
第二次大戦後、中野駅以西の輸送力の増強を計る目的で昭和30年代までに三鷹駅まで建設された。その後、1966(昭和41)年に中野駅以西より営団地下鉄東西線乗り入れの列車が緩行線に運行されている。
現在、立川駅まで複々線化工事を進行中でこれが完成した場合、三鷹駅~立川駅間を運行している快速電車の停車駅にも変更を迫られると見られる。
名古屋までの路線を木曾谷を通すか伊那谷を通すかで論争となり、結局木曾谷側が勝ってこちらに線路を敷くことになった。しかし、これで納得しなかった伊那谷出身の代議士で鉄道局長の伊藤大八が、下諏訪から塩尻峠をトンネルで抜けて塩尻へ向かう案を徹回させて、伊那谷の入口である辰野を経由させるようにした。そのため、この辰野を通るための迂回部分は、伊藤大八の名前を取って「大八回り」と呼ばれることとなった。
但し、当時の技術力では長いトンネルを掘れなかったので、塩尻峠を避けるために迂回させただけであるという説もある。
大月駅 - 初狩駅 - 笹子駅 - 甲斐大和駅 - 勝沼ぶどう郷駅 - 塩山駅 - 東山梨駅 - 山梨市駅 - 春日居町駅 - 石和温泉駅 - 酒折駅 - 甲府駅 - 竜王駅 - 塩崎駅 - 韮崎駅 - 新府駅 - 穴山駅 - 日野春駅 - 長坂駅 - 小淵沢駅 - 信濃境駅 - 富士見駅 - すずらんの里駅 - 青柳駅 - 茅野駅 - 上諏訪駅 - 下諏訪駅 - 岡谷駅 - みどり湖駅 - 塩尻駅
(支線)岡谷駅 - 川岸駅 - 辰野駅 - 信濃川島駅 - 小野駅 - 塩尻駅
塩尻駅 - 洗馬駅 - 日出塩駅 - 贄川駅 - 木曽平沢駅 - 奈良井駅 - 藪原駅 - 宮ノ越駅 - 原野駅 - 木曽福島駅 - 上松駅 - 倉本駅 - 須原駅 - 大桑駅 - 野尻駅 - 十二兼駅 - 南木曽駅 - 田立駅 - 坂下駅 - 落合川駅 - 中津川駅
中津川~名古屋間については、JR東海名古屋地区普通・快速列車停車駅を参照のこと。辰野経由支線
地元では辰野線と呼称される。特急
特急は、主に新宿駅(一部千葉駅、東京駅始発)から塩尻駅、さらに篠ノ井線松本駅や、大糸線南小谷駅間で走るあずさ・スーパーあずさと、途中の甲府駅やその近郊まで走るかいじが運転される。歴史
JR東日本管轄区間(中央東線)
JR東海管轄区間(中央西線)
東京の複々線区間
輸送力の増強を計る目的で関東大震災の復興計画に盛り込まれており、その一環として御茶ノ水駅~中野駅で複々線が建設され、1932(昭和7)年に完成した。また、急行電車(現在の快速電車)を運行させた。また、この計画と同時に総武本線両国駅~御茶ノ水駅間についても高架鉄道として建設され、この結果、東京駅始発のものを急行電車として運転することとなり、各駅に停車する列車は総武本線に乗り入れることとなった。大八回り
元々は、辰野駅経由の通称「大八回り」の方が本線だった。この部分については次のような話がある。駅
JR東日本管内
東京~大月間はJR中央線停車駅を参照のこと。JR東海管内
中津川~名古屋間は、JR東海名古屋地区普通・快速列車停車駅を参照のこと。接続路線
東京駅・神田駅、三鷹駅~高尾駅間は中央快速線を、御茶ノ水駅~三鷹駅間は中央・総武緩行線を参照のこと。
恵那駅~名古屋駅間は、JR東海名古屋地区普通・快速列車停車駅を参照のこと。 停車駅詳細
東京~大月間はJR中央線停車駅を参照のこと。
関連して、直通運転を行っている、営団地下鉄東西線は営団地下鉄東西線・東葉高速鉄道・JR線直通区間停車駅を参照のこと。