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| Table of contents |
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2 微化石の概要 3 微化石の用途 4 微化石の採取手段 |
地球上に存在した全ての生物の死骸は化石になるチャンスを有するが、実際に化石になることができるものは少ない。
しかし微化石は、それ自体が堆積岩の粒子(砂や泥)に混じって堆積するため、大きな化石に比べて変形・破壊される可能性が少ない。また現在知られている微化石には、珪素や石灰質でできた硬い殻を持ったものが非常に数多く知られている。そのため、地層が形成される過程を経てもなお極めて良好に原形をとどめているものが多い。
現在知られている微化石の多くは、珪素または石灰質の殻を持った微生物に由来する。
放散虫
示準化石
微化石研究の意義
大抵の陸上動物は地上で死亡してそのまま他の生物に食べられたり風化したり植物や細菌により分解されたりする。海底や湖底に沈んだ(=地層の堆積に加わることができた)様々な生物の死骸も、長い年月と地層の重みにより分解されたりくだけてしまったりする。また環境によってはそもそも化石になるチャンスがないものもある……例えば造山運動が活発な地域では化石になるまで地層が安定している保証はないし、また例えば粗い砂の上に沈んだクラゲの死骸がその痕跡を砂岩の上にとどめられる希望もまたゼロに近い。
それらの微化石を研究することで、大変貴重な情報を得ることができる。微化石の概要
有孔虫
微化石の用途
示相化石微化石の採取手段
以下に、微化石を採取するための方法の一例を挙げる。
目的の地層から、地層を構成する岩石の標本を採取する。
岩石標本を適当な大きさに砕き、一つかみ程度の試料を取り出す。
取り出した試料はよく洗ったビーカーに入れ、これ以後、他の試料と混じらないよう慎重に管理する。
ビーカーに試料を入れたまま、恒温槽で数時間乾燥させる。
充分乾燥した試料の入ったビーカーにナフサ(揮発油の一種)を注ぎ、よく浸してナフサをしみこませる。
ナフサを捨てた後の試料に水を注ぎ、ビーカーごとコンロで煮沸する。
煮沸した試料が冷めるまで待った後、試料をふるいの上にあけて、よく水で洗い流す。
洗った末にふるいの上に残った試料を、再びビーカーに回収する。
充分砕かれて砂やシルトなどの集まりとなった試料を、別の容器に移して保管する。
試料を適当な量だけとってシャーレなどに移し、ルーペや顕微鏡で砂やシルトの中に微化石が混じっていないかどうかを調べる。
採集した微化石の種を鑑定する。
→ 化石