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主の祈り

主の祈りキリスト教の代表的な祈祷文である。

キリスト教は多くの、神への祈りを捧げるときに唱える定型文(祈祷文)を持っている。どの文を正統な祈祷文と認めるかは教派によって異なり、またプロテスタントの一部には定型文としての祈祷を殆ど持たない教派もある。

その中で、主の祈りは唯一、イエス・キリストその人が「祈るときは……(中略)こう祈りなさい」と言って弟子たちに与えたとされる祈祷文である。イエスがこの祈祷文を弟子たちに教えるシーンが福音書(マタイによる福音書6章9節〜13節、ルカによる福音書11章2節〜4節)に書かれており、主だったキリスト教教派は主の祈りを正統な祈祷文として認めている。

構成

主の祈りは具体的には次のような文章であり、最初の3つの祈り(3~5行)はと天上に関する祈り、次の3つの祈り(6~8行)は人間と地上に関する祈りである。また、9行目は福音書には見られず、後に付け加えられたと考えられているもので、一種の頌栄と考えられている。

天にまします我らの父よ
願わくは
み名をあがめさせたまえ
み国を来たらせたまえ
み心の天に成る如く地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ
我らに罪を犯す者を我らが赦す如く我らの罪をも赦したまえ
我らを試みに遭わせず悪より救い出したまえ
国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり
アーメン

主の祈りの文言は訳により、また教会の信仰上の問題により、教会によって様々であるが、これは、多くの讃美歌に書かれているもので、このように祈る教会が多い。




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