|
|
イド語(Ido)とは、1907年にエスペランティストのルイ・ボーフロンがエスペラントの改造案として発表した人工言語である。
このエスペラント改造案には多くのエスペランティストが、国際語の完成の期待を寄せた。
多くの人は不完全なエスペラントがその発展にブレーキをかけるのではないかと思った。
ボーフロンはパリで行われた国際語選定代表者会で国際語案の候補としてイド改造案を発表した。
イド改造案が発表された後、国際エスペラント運動は重大な分裂が続いた。
この新しい計画は特にプロの言語学者から支持を受けた。
しかし、エスペラントは(ボーフロンのような)指導者無しに言語として確立したが、イドの方は一般のエスペランティストの支持を受けられなかった。
イディスト(イド語使用者)は発表後も絶え間なく文法規則を変えていった。改造に次ぐ改造のためにイド語使用者たちは付いていけなくなり、次第に離反していった。
第二次世界大戦後イド語は改造が止まり、言語として確立したがすでに遅く、多くのイディストたちが離れてしまった後だった。
ただし、組織化されたイド運動は現在でも存在し、インターネットのホームページと少数の使用者たちによって支えられている。