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五匁銀

五匁銀ごもんめぎん)とは、江戸時代の一時期に発行された銀貨の一種。

金貨と銀貨の為替レートの固定を狙った最初の銀貨。 田沼意次の命を受けた河合久敬が考案、 明和2年 (1765年)9月に発行された。

形状は長方形で、重量は5(約18.75グラム)。
純度は46パーセントで、これは当時の通用銀貨(元文丁銀)と等品位。

五匁銀は、当時の公定レート(金貨1=銀貨60匁)に従い、12枚で小判1枚と交換可能とされた。
しかし、当時の実勢レートは 小判1枚(貨幣価値 1両)に対し銀貨63匁(約236.25グラム)前後であり、小判との交換規定は現実にそぐわないものだった。

また、当時の両替商は、金貨・銀貨の為替差益や為替手数料、銀貨の秤量手数料などで収入を得ており、額面の固定されている五匁銀は敬遠された。

こうした事情により、ほとんど流通しないまま、明和5年 (1768年)には通用停止となった。

参考文献

日本貨幣商協同組合 編・発行 「日本の貨幣 -収集の手引き-」 平成10年7月1日初版




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