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僕の血を吸わないで

ぼくのちをすわないで
小説ライトノベル1998年 阿智太郎著 発行メディアワークス 電撃文庫

 ある日、高校3年生花丸森写歩朗(はなまるしんじゃぶろう)の部屋に少女が文字通り『飛び込んで』くる。しかし、その少女は、突然森写歩朗にキスを……するかと思いきや、ぶつかった拍子流した血(鼻血)を吸い始めた!?
 という始まり方始まる。第4回電撃ゲーム小説大賞<銀賞>受賞作。
 突然少女と出会い、冒険し、そして、勝利を勝ち取るついでに、その少女も主人公と一緒に暮らす。というライトノベルのひとつの型を使用しているほか、誰でも、予備知識なしに読める小説である。

 極限まで、不要な描写をとことん減らしたうえで、通常小説では使われない“~”などの記号をうまく使い、それに絶妙なタイミングで小ネタを入れているあたりが著者のセンスがうかがえる。
 この小説を著者が書いたのは、高校2年生のころであり、当時著者が住んでいた町の近くの市、長野県飯田市がこの小説の舞台のモデルである。





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