司祭服
司祭服(しさいふく)とは、教会の司祭または牧師が祭儀(ミサまたは礼拝)のときに着用する衣装のこと。
カトリック教会では4色の祭服がある。色は「赤」、「白」、「緑」、「紫」。色は季節および祝日によって変更される。これは、教会の暦である「典礼暦」をビジュアル的に表現するために決定された。決定された時期は文献によると1100年代となっている。
祭服に採用された色についての意味は次のようになっている。
殉教の色。主イエスの受難日(聖金曜日)や、神に捧げられた尊い聖人のための祝日に着用する。
純真を表す色。主イエスが降誕したとされる「クリスマス」、主イエスが復活したとされる「復活祭」に着用する。また、葬儀に着用することも勧められる。
年間を通して着用される。この色には上記のような特別な意味はなく、典礼暦の祝日ではない主日や週間に着用される。
改悛、後悔の色。アドヴェント(待降節)や、四旬節に着用される。また、葬儀にも使用されることがある。
プロテスタント教会では、祭服の色には特に規定はなく、各教会の伝統およびカトリック教会の伝統に準拠した配色を使用する場合も見られるが、主に「黒」が使用されている。
祭服のほかに、ストラも用いられる。