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元素

元素(げんそ)とは、物質を構成する基礎的な成分(要素)である。

Table of contents
1 元素と原子の違い
2 表記
3 歴史
4 関連記事

元素と原子の違い

元素は原子の種類を表す。それに対し、原子はその実体である。例えば、水素分子を構成する水素原子は1種類ではなく、質量数の違いにより数種類(軽水素原子、重水素原子、三重水素原子)存在する。これら同じ原子番号同位体水素元素に分類され、単に水素と呼ばれる。

表記

元素を表すには元素記号が使われる。これは原子を表すためにも使われる。例えば、を構成する元素は酸素Oと水素Hである。

歴史

古代ギリシア

タレースは元素はであると考えた。その他、空気であると考えた人、であると考えた人、だと考えた人もいた。エムペドクレスは四元素説を唱え、水・空気・火・土を元素が元素であると考えた。紀元前350年ごろ、アリストテレスは元素は相互に変換できるものとした。

古代インド

古代インドの哲学者(思想家)アジタ・ケーサカムバリン(パーリ語読みの人名;仏典の中に仏教より劣る思想家・哲学者として紹介されているものとしてしか名前が残ってないので正確な言い方・発音は不明)は「『存在』を構成するものは、地・水・火・風の四元素(四大;しだい)であり、この四元素以外にはない」という唯物論を主張した。また、パクダ・カッチャーヤナは「人間のからだは地・水・火・風・苦・楽・霊魂の7つの要素から構成されている」、マッカリ・ゴーサーラは「生きているものは、地・水・火・風・苦・楽・霊魂・虚空・得・失・生・死の12の要素から構成される」と主張した。

古代中国

世の中は「陰」と「陽」(つまり「闇」と「光」)から成り立っていて(陰陽思想)、更に「木」「火」「土」「金」「水」の5要素(五行)に分かれていると考えた(陰陽五行説)。インド哲学の諸論争や古代中国の陰陽五行説をみてわかる通り「物質を構成する基本的な成分がある」、という考え方は「『世界』というものに対する人間の一つの哲学的・思想的・宗教的態度」でもある(西洋科学の実験の積み重ねを否定するものではない;ようするに実験の積み重ねが不十分な時点での西洋科学の「元素」説は「事実」より「哲学」や「思想」、「世界論・宇宙論・世界観」に近いと言う事)。

近世

元素発見の推移

現在

約118種類の元素が知られている。
元素一覧周期表を参照のこと。

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