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19世紀前半に活躍したドイツの教育者、フリードリヒ・フレーベルが、初めて幼稚園というものを作った。 彼が作った小学校に上がる前の幼児のための学校が、Kindergartenという名前であったので、それを翻訳して、「幼稚園」という言葉が出来た。 ドイツ以外の国々でも、フレーベルに敬意を表して、ドイツ語からの外来語としてkindergarten、kindergardenという表現を使う。ただし、最近ではアメリカなどでは、preschoolという言い方がよく見られるようになっている。ちなみに保育所は、nursery schoolという。
実際には、フレーベルよりも数年早く、イギリスの産業革命の中で子どもの工場労働による健康障害と死亡率の高さに対し、空想的社会主義者といわれるロバート・オウエンが、幼児、子どものための性格形成学院を開校している。
ただし、現在の幼稚園の実態は、殆どがフレーベルの構想の中にあったもので、その意味では彼が幼稚園の生みの親といっても間違いない。ボール遊び、積み木、お遊戯、鳥や小動物と触れ合い、母親の家事の手伝い、言葉遊び、花壇での花や野菜の栽培など、すべて体系的にフレーベルの著作の中にある。
現在の幼稚園で、学ぶことになっているものは、幼稚園教育要領の中に示されていて、「健康」、「人間関係」、「言葉」、「環境」、「表現」となっている。