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この曲はもともとはSMAPのアルバム『SMAP 015 / Drink! Smap!』(2002年7月発売) の収録曲の一曲にすぎない。 しかし、アルバム発売当時より、SMAPのメンバーはこの曲が同アルバム中で一番好きな曲だとコメントしており、SMAPのファンの中では広く周知されていた。
この曲が世間一般に知れ渡ったのは、SMAPのメンバー、草なぎ剛が主演したテレビドラマ『僕の生きる道』(フジテレビ系列・2003年1月~3月放送) の主題曲となったことによる。 ドラマ放送開始直後からシングルリリースの要望が多数寄せられたため、メンバーの歌唱パートの入れ替えなどのアレンジを行い、2003年3月5日、『世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン) 』としてシングルカットされる。
この歌の主題は、競争で一番になるよりも各々が持つ個性が大事だというものである。 その内容が、長引く不況による閉塞感、競争社会に対する疲労感や無力感といった当時の世相に合致し、幅広く支持を集めることとなる。 2003年5月には売り上げ枚数が200万枚を突破。 業界全体のCDセールスが低迷する中、福山雅治の『桜坂』(2000年) 以来、3年ぶりの快挙であり、SMAPが芸能界で人気ナンバーワンであることを示している。
また、この曲には反戦イメージが重ねられているが、これは花や人間を賛美することで平和の大切さを訴えるという、CDリリース時のSMAPメンバーのコメントによるところが大きい。 ドラマ放送からシングル発売当時には世の中がイラク戦争前夜の不安の下にあったため、開戦回避を訴えるメッセージとして反響を呼び、人気に拍車をかけた。 同様の反戦コメントは2003年紅白歌合戦の大トリの歌唱前にもなされているが、このようなメッセージを番組中に訴えるということは紅白歌合戦の歴史の中でも異例なことであった。
さらに、この曲は第76回選抜高等学校野球大会の開会式の入場行進曲に選ばれた。それぞれの地区で競争を勝ち抜いてきた球児は、甲子園球場で高校生のナンバーワンを目指す。
なお、このシングルCDのジャケットには多くの企業看板が描かれているが、これはSMAPもしくは各メンバーがCMに出演した企業のものである。