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列王記

列王記は、ダビデ王の晩年からエホヤキン王がバビロンの獄から釈放されるまでのイスラエル史を物語る聖書中の書。列王記の二つの書は、元は“王たち”(へブライ語、メラーキーム)と呼ばれる一つの巻き物であった。列王記の筆者の名はどちらの記述にも出ていないが、聖書が示唆している事柄やユダヤ人の伝承によれば、筆者はエレミヤである。これら二つの書に見られるヘブライ語の言葉や表現の中には、聖書のほかの書ではエレミヤ書にしか出ていないものが幾つもある。列王記とエレミヤ書は互いに補い合う関係にある。概して、種々の出来事は、一方の書で十分に述べられている場合、もう一方の書では簡単にしか扱われていない。エレミヤは非常に著名な預言者であったが、列王記の中でエレミヤのことが全く触れられていないのは、エレミヤが筆者であれば当然考えられることであろう。なぜなら、エレミヤの活動については、その名の付された書の中に詳しく記されていたからである。列王記は流刑が始まった後のエルサレムの状態のことを述べており、筆者がバビロンへ連行されていなかったことを示唆している。実際、エレミヤは連れて行かれなかったのである。―エレミヤ 40:5,6。

内容





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