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呪術

呪術(じゅじゅつ)とは、超自然的な存在や力に働きかけることにより、目的を果たすためになんらかの現象を起こそうとする儀式的行為、もしくはその体系。英語のmagicの訳語には、魔法魔術手品などがあるが、人類学宗教学での学術用語としては専らこの「呪術」が用いられる。

サー・ジェームズ・ジョージ・フレイザー人類学宗教学的観点から呪術を研究し、その成果を著作『金枝篇』(1890年-1936年)を発表した。フレイザーは呪術と宗教を切り分け、呪術には行為と結果の因果関係や観念の合理的体系が存在するという観点から、呪術を宗教ではなく疑似科学として捉えた。これを合理的過ぎるとする批判もあるが、それについては後ほど述べる。

フレイザーは、呪術を「類感呪術(または模倣呪術)」と「感染呪術」に大別した。類感呪術は、類似の原理に基づく呪術。求める結果を模倣する行為により目的を達成しようとする呪術などがこれに含まれる。感染呪術は、接触の原理に基づく呪術。狩の獲物の足跡に槍を突き刺すと、その影響が獲物に及んで逃げ足が鈍るとするような行為が、これに含まれる。

感染呪術には、類感呪術を含んだものも存在するとフレイザーは述べている。呪術を行使したい対象が接触していた物や、爪・髪の毛など身体の一部だった物に対し、類感呪術を施すような場合などである。

関連項目





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