熱心な鉄道ファンながら、鉄道ファン特有の嫌味さを感じさせないユーモアあふれる文章で知られ、一般人にも多くのファンが存在する。
後期は「鉄道廃線跡を歩く」シリーズ(I~X、1995年~2003年、JTB)を刊行。これまでほとんど注目されていなかった鉄道趣味に「廃線跡探訪」という新たな1ページを築いた事でも知られる。
年譜 1926年 12月9日、埼玉県川越市にて生まれる。 1945年 東京帝国大学理学部地質学科に入学。同年8月15日、米坂線今泉駅前で玉音放送を聴く。 1951年 東京大学文学部西洋史学科卒業。中央公論社に入社。 1977年 国鉄足尾線を最後に国鉄全線を完乗。 1978年 中央公論社退社。作家となる。「時刻表2万キロ」で第5回日本ノンフィクション賞受賞。 1981年 「時刻表昭和史」で第6回交通図書賞受賞。 1985年 「殺意の風景」で第13回泉鏡花文学賞受賞。 1992年 「韓国・サハリン鉄道紀行」でJTB第1回紀行文学大賞受賞。 1999年 菊池寛賞受賞。 2003年 2月26日、東京の自宅で没する。享年76歳。 著作 時刻表2万キロ(1978 河出書房新社) 最長片道切符の旅(1979 新潮社) 汽車旅12カ月(1979 潮出版社) 時刻表昭和史(1980 角川書店) 台湾鉄路千公里(1980 角川書店) 時刻表ひとり旅(1981 講談社) 時刻表おくのほそ道(1982 文藝春秋) 終着駅は始発駅(1982 新潮社) 徳川家康タイムトラベル(1983 講談社) 徳川家康歴史紀行(1998 講談社文庫) シベリア鉄道9400キロ(1983 角川書店) 終着駅へ行ってきます(1984 JTB) 旅の終わりは個室寝台車(1984 新潮社) 椰子が笑う 汽車は行く(1985 文藝春秋) 殺意の風景(1985 新潮社) 御殿場線ものがたり(月刊「たくさんのふしぎ」1986年3月号 福音館書店) 汽車旅は地球の果てへ(1986 JTB) 線路のない時刻表(1986 新潮社) 全線開通版 線路のない時刻表(1998 講談社文庫) 鉄道旅行のたのしみ(1986 集英社) 私の途中下車人生(談話・1986 講談社) 鉄道に生きる人たち(対話集・1987 中央書院) 汽車との散歩(1987 新潮社) 青函連絡船ものがたり(月刊「たくさんのふしぎ」1988年1月号 福音館書店) 中国火車旅行(1988 角川書店) 途中下車の味(1988 新潮社) ダイヤ改正の話(対話集・1988 中央書院) ローカルバスの終点へ(1989 JTB) 車窓はテレビより面白い(1989 徳間書店) 失われた鉄道を求めて(1989 文藝春秋) インド鉄道紀行(1990 角川書店) 古代史紀行(1990 講談社) シベリア鉄道ものがたり(月刊「たくさんのふしぎ」1990年12月号 福音館書店) 日本探見二泊三日(1991 JTB) 韓国・サハリン鉄道紀行(1991 文藝春秋) 旅は自由席(1991 新潮社) スイス鉄道ものがたり(月刊「たくさんのふしぎ」1992年7月号 福音館書店) 夢の山岳鉄道(1993 JTB) 線路の果てに旅がある(1994 小学館) 平安鎌倉史紀行(1994 講談社) 昭和八年 澁谷驛(1995 PHP研究所) ヨーロッパ鉄道紀行(1996 JTB) 増補版 時刻表昭和史(1997 角川書店) 駅は見ている(1997 小学館) 豪華列車はケープタウン行き(1998 文藝春秋) 室町戦国史紀行(2000 講談社) 乗る旅・読む旅(2001 JTB) 七つの廃線跡(2001 JTB) 鉄道廃線跡の旅(2003 角川文庫) 宮脇俊三鉄道紀行全集 印は文庫化の際に改題されたもの