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北海道地方で生まれ育った人たち(道産子)は、語彙において北海道方言だと認識できるが、それを除けば、自らは標準語の話者だと思っている。実際、大半は標準語であるが、細部において独特の語彙や文法、イントネーションなどが存在する。
沿岸で使用される言葉(浜言葉)と内陸で使用される言葉の2つに大きく分けられる。歴史的背景から、東北方言や北陸方言の影響が強いといわれるが、中には関西方言で用いられる語彙なども見られる。(例:「なんぼ?」が通じる)
語彙は、なまら(とても)、ぼっこ(棒、棒切れ)、落ち着いたなど空間的・身体的安堵感を意味するあずましい。身体的違和感を意味するいずいなど。
用法において、「手袋をはめる」と表現しないで「手袋をはく」という。これは、装飾用の手袋では役に立たず、防寒用の大きな手袋をつけなければならないからだとか、日常生活において着用するものであるのであるから「はめる」ような不器用さを感じさせない表現としてなどの説がある。 ほかに、「ゴミを捨てる」を「ゴミを投げる」。「疲れている」とか「体が辛い」意味で「体がこわい」など。
イントネーションでは、札幌市○○区○n条西m丁目の「西」。方角を示す「西」と地番を示す「西」が違う。
命令形が五段活用以外の活用でエ行で終わる形(例:食べれ)がある。標準語のオ行で終わる形(例:食べろ)も用いられるが、威圧的な言い方になる。