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この航空機の乗客のほとんどは出稼ぎから帰る韓国人男性だった。北朝鮮の工作員、男女各一名がこの飛行機に乗込み、時限爆弾を手荷物入れに入れたまま経由地アブダビで降りた。時限爆弾はその後、機の飛行中海上で起爆。乗客・乗員115人全員が死亡した。
工作員逮捕の経緯
韓国の警察はバグダッドで搭乗して経由地の空港で降りた怪しい男女2名を特定した。この2名は日本のパスポートを持っており、経由地の空港で別の飛行機に乗り換えようとしていた。そのため韓国警察より依頼を受けた日本大使館員が現地警察官とともに駆け付け、その場でパスポートを確認、偽造であると判明したため連行しようとした。しかし男性はその場でカプセル入りの自殺用毒薬で自殺。女性も自殺を図ったが一命を取りとめた。この男女が所持してたのは偽造パスポートであったため、女性工作員の身柄は韓国へ引き渡された。後の尋問で、女性工作員は一連の犯行を認めた。この女性は北朝鮮工作員金賢姫(김현희 キム・ヒョンヒ)で、「李恩恵」(리은혜 リ・ウネ)と呼ばれる女性(日本から拉致された田口八重子さんとみられている)に教育を受け、偽名「蜂谷真由美」として日本人になりすましていた。