一説には、869年、疫病の猖獗を鎮める祈願を込めて、卜部日良麿が66本の矛で牛頭天王に御霊会を行ったのがその起源であるという。970年から毎年行うようになった。その後、応仁の乱や第二次世界大戦などでの中断はあるものの、現在も続いており、千年を超える歴史がある。かつては祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)とよばれていた。その略で、現在でも祇園会と呼ぶこともある。
スケジュール 7月1日 - 吉符入(きっぷいり)。祭りの始まり。 7月2日 - くじ取り式。山鉾巡行の順番を決めるもの。室町時代から競争を避けるために行われるようになった。ただし、さきの巡行の先頭の長刀鉾、5番目の函谷鉾、21番目の放下鉾、22番目の岩戸山、23番目(さきの巡行の最後)船鉾、あとの巡行の先頭の北観音山、次の橋弁慶山、あとの巡行の最後の南観音山は「くじ取らず」と呼ばれ、順序が予め決まっている。 7月10日 神輿洗い 7月10日から14日まで - 鉾建て 7月15日 - 宵々山 7月16日 - 宵山 7月17日 - 山鉾巡行。祇園祭のハイライト。山鉾からは祇園囃子のコンチキチンという独特の節回しが聞かれる。現在のような囃子ができたのは江戸時代から。また豪奢な山鉾の飾りも見どころの一つ。かつては山鉾巡行自体が17日(前祭・さきのまつり)と24日(後祭・あとのまつり)の2度行われていたが、1966年より17日に統合された。鉾の数は現在は32基で、これも時代によって変化している。山鉾は午前9時に四条烏丸を出発し、午前中にコースを回る。 7月24日 - 花傘巡行。上述の後祭の変化したもの 7月28日 - 神輿洗い 7月30日 - 夏越祭(なごしまつり)。祭りの終わり。