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紀州鉄道線は1928年に御坊臨港鉄道として開業した路線であるが、災害やモータリゼーションによって廃止の危機に追い込まれていた。しかし、1972年に東京の磐梯電鉄不動産が約1億円で買収し、翌年1月、「紀州鉄道」に社名を変更した。これは、「鉄道会社の不動産部門」という信用を得るためと言われている。なお、磐梯電鉄不動産は、福島県の川桁駅~沼尻駅に鉄道路線を持っていた(1969年に廃止)磐梯急行電鉄の旧経営陣が設立した会社である。
紀州鉄道となって以来、廃止されるとの噂は出ていない。1989年の西御坊駅~日高川駅0.7kmの廃止、全列車のワンマン化、「学門駅入場券」を始めとする記念切符・記念グッズの販売など、鉄道部門での努力も行われている。
少し前までは「日本一のミニ私鉄」を名乗っていたが、現在は千葉県の芝山鉄道が、保有する路線が日本一短い鉄道会社となっている。ただし、芝山鉄道には延伸の計画があり、それが実現すれば、 紀州鉄道が再び「日本一のミニ私鉄」の座に着くことになる。
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