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本来は活版印刷の用語で、文字通り版を物理的に組むこと、活字を並べて結束糸で縛ったものを「組み版」と呼んだことに由来する。
現在ではDTPなどにおいても、レイアウトソフトを用いて紙面を作ることを指し、そういった作業を行うことを組むと表現する。
日本では、活版印刷からの伝統で組版にこだわりを見せる職人の技が磨かれ、写真植字(手動写植)を経て電算写植の隆盛で、組版の品質は非常に高いレベルに達し、海外からも良い評価を受けていた。
ドナルド・クヌースは自著の組版品質が良くなかったために、自ら組版を制御できるソフトウェアを開発した(TeXを参照)が、「日本などの組版レベルの高い国に住んでいれば、自分で作ろうとは思わなかっただろう」と語ったと伝えられる。
ただし現在においてはDTPの隆盛により、日本語組版に適さない欧米製DTPソフトの使用や、組版の基礎的な知識(教養)を持たないDTPオペレーターの流入、それをチェックすべき編集者の不足などから、日本において市販される書籍や雑誌などの本の組版レベルは平均して低下していると言われている。