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編集者とは、書籍あるいは雑誌・新聞の編集に職業として従事する人を指し、論文集等の書籍で編者あるいは編著者として責任表示で名前が挙げられる編者とは区別される。
編集作業の過程での校正作業をもおこなう場合が多く、校正者を兼ねている場合も多い。企画の立案、著者・編者等との交渉、原稿の整理・割付、校正あるいは校正者との交渉、装丁担当者との交渉のほか、小出版社では用紙の発注、印刷会社との交渉、さらには取次会社との交渉、書店への営業活動なども編集者が自身でおこなう場合が多い。
コンピュータによる組版・印刷の技術革新が続くなかで、編集者の仕事とされる領域は、以前よりも大きく拡がってきている。出版社によっては、組版作業や装訂作業までをも編集者が担当するところがあり、高いコンピュータ・リテラシーが編集者に求められる場合も多い。
書籍の編集者の場合、著者が本の「あとがき」などで謝意を表するような場合を除いて、自分が編集した本に自身の名前が記されることはなく、たとえ著者からの謝意をあらわす文章で編集者の姓名が「あとがき」等に記載されていたとしても、本の書誌事項として登録される公的なものではない。いわば匿名性のなかで仕事をすすめていくのが、編集者の仕事の特質のひとつである。しかし、編集者のなかには、「スーパーエディター」を標榜した安原顕のように、書籍の奥付に自身の名前をクレジットするものもいる。