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鎖国

一般に鎖国(さこく)とは、江戸幕府日本人の海外交通を禁止し、外交・貿易を制限した政策のこと。また、そこから生まれた外交関係における孤立状態のことを指す。鎖国の体制は、徳川家光の時代にほぼ完成した。
幕末においては、たとえば横井小楠の発言にみられるように、外に対する「鎖国」だけではなく、日本国内においてもと藩とのあいだで「鎖国」状態であるとの批判をおこなう論者もみられた。

「鎖国」に対する評価は、おおよそ二つに分かれる。一つは、ごく限られた場面以外に外国との交流を断ったことで、日本独自の文化の形成をおこない得た、とするもの。もう一つは、交流を禁止してしまったことで、ヨーロッパ諸国等で発達した技術や文化などを積極的に受け入れることが不可能になり、世界の潮流からとりのこされてしまった、とするものである。

「鎖国」は日本だけにみられた政策ではなく、同時代の東アジア諸国が採った「海禁政策」として理解できる。現代の歴史学においては、「鎖国」ではなく、東アジア史を視野に入れたこの「海禁政策」という用語を使う傾向がみられる。


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