電子工学(でんしこうがく、Electronics)は、エレクトロニクスともいい、電磁気現象を応用した工学の一分野。なかでも、電子の振る舞い、特に電子管・半導体素子のような能動素子の扱いを体系化することを特徴とする。
電子工学の知識は電流や電磁場を操作して、制御や情報処理、電力を変換・送電するための機器に応用されている。
電子工学の発展は電気通信の出現とともに真に重要なものとなった。有線・無線通信技術は、電信・電話を通じて音声・映像・データなどの情報を送り、また伝送路を通じて機器を遠隔操作するためなどに利用される。
電子機器・システムは次の部分に分けられる。
- 入力: 電子的・機械的なセンサ(または変換器)で、温度、圧力、電磁場等の物理量をシステムの外部から取得して、電流信号や電圧信号に変換する。
- 信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする。
- 出力: アクチュエータや他の素子(変換器も含む)により、電流・電圧信号をシステム外の利用者にとって有用な形態に再変換する。
テレビを例にとると、入力は空中線(アンテナ)やケーブルテレビから得られた放送信号である。テレビ内部の信号処理回路は、放送信号から輝度や色や音声の情報を取り出す。出力は電気信号をブラウン管やスピーカーによって映像や音声の形態に変換することによって実現される。
関連項目