電気素量は、陽子(または電子)1個が持つ電荷の大きさ。つまり、電気量の最小単位である。素粒子物理学で素粒子の電荷を表すためによく使われる。
その値は、約1.60217733×10-19 クーロン。
1909年、ロバート・ミリカンが電気素量を精度よく測定した。その時の計測値は、1.592×10-19 クーロンだったとされる。
電気素量の計測実験
- 1897年タウンゼントの方法
- 電気分解によって生じる帯電した気体イオンの量と帯電量を測定し、電荷を算出
- 1898年J・J・トムソンの方法
- 水蒸気をイオン化して、電流と水蒸気の質量から求める。
- 1903年ウィルソンの実験
- 水蒸気のイオンの電界中の落下速度から求める。
- 1909年ミリカンの実験
- 油滴を使ったウィルソン実験の改良(多くの誤差要因の排除)
- 参考文献 「物理定数とは何か」西條敏美(ブルーバックス)
関連項目