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老荘思想

老荘思想ろうそうしそう)は中国で生まれた思想。道家の大家である老子荘子を合わせてこう呼ぶ。

Table of contents
1 概要
2 歴史
3 道教

概要

老荘思想が最上の物とするのはである。道はと同義で使われる場合もあり、また天よりも上位にある物として使われる場合もある。あえて一言で言えば万物が本来自然より授かった生きるべき正しい方向である。

この道から道家の名前がついた。また老荘の他に黄老(こうろう)と読んだりもする。黄は黄帝の事である。

歴史

老荘思想は当然老子から始まるが、老子はその生涯があまり良く解っていない(存在しなかったと言う説もある)。戦国時代には大いに栄えて、の稷下(公立の思想研究所のような所)には田駢、接予、慎到、環淵と言った道家の学者がいたと史記に書かれているが同時代の荘子があまりにも有名になったためこれらの学者は影が薄くなった。

その後、前漢に入り、武帝が儒教を国教に定めるまでは老荘のほうが主流であった。

儒教が国教となってからも老荘思想は中国の人々の精神の影に潜み、儒教のモラルに疲れた時、人は老荘を思い出した。

老荘思想は仏教とくに禅宗に接近し、また儒教(朱子学)にも影響を与えた。

道教

道教に老荘思想が取り込まれたが、あくまで表層的な老荘のイメージを利用しただけと言う感が強い。道教では不老長寿を願うが、老荘思想では「生死は表層的変化の一つに過ぎない」と言う立場なのだから不老長寿を願って危険な薬を飲む姿は笑止千万だろう。




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