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FORTRAN(フォートラン、FORmula TRANslatorの略)は、1954年にIBMのジョン・バッカスによって考案された、コンピュータにおける史上最初の高水準記述言語である。
科学技術計算に向いた、逐次型の手続き型言語である。2004年現在でも使われ続けられており、その仕様は最初の頃からかなり拡張されたものとなってきている。(初期の頃は、変数名が大文字6文字までで、動的な記憶領域の確保ができないなどの制約があった)
JISにおける仕様は、以下のように変遷している。
尚、大文字でFORTRANと表記した場合、FORTRAN77を指し、Fortranと表記した場合、Fortran90または95を指すことがある。
| Table of contents |
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2 FORTRAN77時代 3 Fortran90時代 4 Fortran95時代 5 規格 |
いまでも基本は科学技術用行列演算用途であり、ベクトル型スーパーコンピュターは、FORTRANを使ったプログラムで動かすことが多い。FORTRANは最近のC言語のように、スタック等を使わず、コンパイル時に静的に記憶領域を確保するのが基本である。そのため、コンパイラはコードを最適化しやすいという利点がある。最近ではスタックとか動的な記憶領域を使えるようになっている。
もともとのFORTRANは、字句解析の仕組みがC言語やJava言語と大きく異なり、カラム位置に依存している。これを固定プログラム形式という。これは、当時、データの入力にパンチカードを使用していたためである。1カラム目から5カラム目が文番号で、6カラム目が継続行の指定、7カラム目から72カラム目に文の本体を記述する。73カラム目から80カラム目は任意に指定可能な、行を識別するための文字列を記述する領域である。
FORTRANの記述の旧式さによる逸話として、カンマとピリオドを打ち間違えたFORTRANのプログラムが誤動作し、ロケット打ち上げに失敗したという話が有名である。初期(FORTRAN66)
FORTRAN77時代
基本水準,上位水準
Fortran90時代
Fortran95時代
その後、Fortran90時代には、現在のC言語のように、カラム位置を気にすることない、自由プログラム形式で記述できるようになった。