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2 OSの性格 3 関連項目 4 外部リンク |
マイクロソフトは、MS-DOSの後継OSとしてOS/2をIBMと共同開発していたが、契約関係・開発の進め方等、IBM側としばしば対立し、ビル・ゲイツは方針を転換し、後継OSを自社オリジナルのWindowsにすることに決意する。しかし、初期のWindowsは見栄えこそGUIではあったが、内部的にはMS-DOSを土台とし、また16bitのメモリーの壁、マルチタスクの不完全さ、ネットワーク機能の欠落など、課題が山積みしていた。
Windows NTは、MS-DOSを土台にした16bitのOSのWindows 3x系はもちろん、MS-DOSをベースに16bitと32bitが混在しているWindows 9x系(Windows 95、Windows 98、Windows Me)とも違い、完全32bitなOSであり、また何もない所からスクラッチで作られている。
OSのカーネル領域とアプリケーション領域を分離して管理するようになっているため、Windows 9x系に比べて安定性が高い。このため、Windows 9x系がコンシューマ向けとされていたのに対し、こちらは業務用OSとして位置付けられていた。しかし、Windows XP以降は,基本的にWindwos NTベースのOSに一本化された。
Windwos NT3.0からNT4.0までは,マルチメディア系の機能・ACPIなどの電源管理機能・USBへの対応などが弱かったが、Windows 2000以降は徐々に機能が拡張されている。歴史
ビル・ゲイツは土台を一から作り直すことを決断し、そのプロジェクトマネージャーを社外に探し、DECにいたデビッド・カトラーをみつけた。カトラーはDECのVAXマシン用の名OSのVMSの開発者として名を上げていた。カトラーは大量のストックオプションでマイクロソフトに1988年にヘッドハンティングされて開発チームを率い、1993年に最初のNTのリリースを果たした(当時のWindows 3に合わせて、NTも最初からver3とされた)。カトラーによれば、VMSの次のOSであるから、Windows NT (WNT)であるという。(略語のそれぞれがアルファベットの次の文字となっている)
当初は重いOSに、PC側の性能がついていかず、デスクトップ用の業務用OSの後継にしようというマイクロソフトの目論みは失敗した。
しかし、NT ver3, ver.3.5に続いて発表した NT ver.3.51のとき、丁度そのころリリースしたWindows 95をクライアントとしたサーバーOSとしての性格を強調したマーケティングを行い、Netwareの牙城であったNOSの市場に足場を確保することに成功した。
その後もマイクロソフトは、デスクトップ用の業務用OSの後継としても売り込みを図るが、一部のITプロフェッショナルを除いては市場に浸透せず、NT ver4に続いて、1999年にリリースしたWindows 2000において、やっとデスクトップOSとしても市場に認められることとなった。Windows 2000が認められたのは、Windows 9x シリーズのプラグアンドプレイなどユーザビリティの高い機能を移入したことと、このころにはPC側の性能もNT系のOSの重さが気にならないレベルまであがったことが考えられる。
Windows 2000は、業務用のデスクトップOSとして歓迎されたが、一般家庭向けのコンシューマ市場でNT系OSが普及するのは、次のWindows XPを待たねばならなかった。すでに、NT開発プロジェクトの開始から、10年以上が経過していた。
OSの性格