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Mozilla

Mozillaモジラ)はオープンソースで開発されているWebブラウザのひとつ。W3C などで決められた標準にできる限り準拠していくという方針で開発されており、現在の標準仕様に厳密に準拠したブラウザである。ネットスケープ6/7などの元となっている。レンダリングエンジンGeckoと呼ばれていて、Mozilla以外でも利用できるようになっており、FirefoxやCamino、Galeonなど幾つかのGeckoを利用したブラウザが存在する。

Table of contents
1 概要
2 歴史
3 バージョン
4 最新動向
5 関連項目
6 外部リンク

概要

Web ブラウザの他、メーラー、ニュースクライアント(ニュースリーダー)、WYSIWYG 型HTML エディタ、アドレス帳、IRC クライアント (Chatzilla) も実装されている。XUL(ズール)という XML をベースにした言語を使い、機能を拡張することができる。

また、外部のプラグインではあるが、カレンダー機能なども追加可能。このカレンダーは vCal 形式を採用しており、Mac OS X の iCal とも互換性がある。このようにプラグインにより、さまざまなアプリケーションを追加可能である。これらはXUL によって開発されている。

「Mozilla」はNetscapeIEユーザーエージェントのキーワードにもなっている。Mozilla という名称は、Mosaic Comunications 社によりブラウザMosaic(後に商標問題で企業名もブラウザ名も Netscape と改名、NCSA Mosaic とは異なる)開発中にMosaicとアメリカでも上映されていた日本の怪獣映画ゴジラ (Godzilla) を合成してコードネームとしてつけられたのが起源。NCSA Mosaic の NCSA の圧力により Mosaic からNetscape に改名を迫られた経緯との関係なのか、Netscape の初期のバージョンの README には「N-e-t-s-c-a-p-e と書いて Mozilla と読む」との記述があった。開発者などの間では Netscape をMozilla と呼ぶ場合もあり、ユーザーエージェントやドキュメントの表記はそのまま残されているものもある。

IE の場合は、リリース当時、Netscape が普及しており、Web サイトもほとんどが Netscape 用につくられていた。後発でリリースされた IE は Netscape 用につくられた Web サイトの JavaScript や CGI などが動作するように、同じユーザーエージェントを名乗るようにしたため、現在も IE は Mozilla の名前を含んだユーザーエージェントを利用したままであり、ブラウザ判定は別の部分で比較しなければならない。

現在のオープンソースとなった Mozilla も、Netscape 5.0 をリリースするために Netscape 4.x のソースコードが公開されたのがはじまりである。しかし、Netscape 4.x のソースコードをそのまま使っていては問題が多いということでレイアウトエンジンの全面書き直しをすることになり、 Netscape 5.0 もキャンセルされた。レンダリングエンジンの Gecko は Netscape 4 時代のものではなくほとんど新しく書き直されたものであり、それを元に Netscape 6/7 などがリリースされた。

Mozilla 自体は完成した製品/ソフトウェアというより、他のプロジェクト(主に Netscape)にリリースしてもらうための開発、デバッグのためのブラウザという位置づけであった。そのためサポート体制などは整っているとは言い難かった。しかし、Linux などでは標準ブラウザとして Netscape に代わって配布されることも多い上、AOL が新規 Netscape を出さない方向でいるため、最近では Mozilla をそのままエンドユーザーに利用してもらおうという動きも広がっている。CD の販売や、電話でのサポートを行っている。

歴史

バージョン

; 安定版:現在の最も安定した版は、1.4.1 である。 ; 安定した開発版:1.x で「x」は「1」以上の数字。機能を追加中の開発版であるが、ほぼ安定しておりたまにある不都合を我慢すれば、通常の使用に耐える。これを、使いながらバグの報告をすることがリクエストされている。 ; ベータ:安定版、安定した開発版とともに、ベータ (BETA) と名前のついた版が公開される。これは、正式版以前の版で、正式版に予定される機能は全部揃っている。多少の問題が予想されるが、それを我慢すれば通常の使用に耐えられる。これを使ってバグの報告をすることがリクエストされている。 ; アルファ:安定版、安定した開発版とともに、アルファ (ALPHA) と名前のついた版が公開される。これは、ベータ以前の版で、正式版に予定されている機能が一部欠けている。多少の問題が予想されるが、それを我慢すれば通常の使用に耐えられる。これを使ってバグの報告をすることがリクエストされている。 ; ナイトリー・ビルド: 安定版、開発版とともに、毎日その時点での最新の状態が公開される。既にアルファやベータが公開されているとき、それよりも問題が少ない場合もある。しかし、それ以外の場合は不安定な場合が多く致命的な欠陥も予想すべきである。通常の使用に使うべきではない。特にテストをして協力したい場合にこれを使ってバグの報告をするのが望ましい。

; CVS: 安定版、開発版とともに、その時点で開発者間で共有されている最新の状態が公開されている。ソースコードで提供される。CVSアクセスすると、自分が持っているソースとの違いだけをダウンロードすることができるので、ダウンロードの時間が必要ないが、実行するプログラムに変換(ビルド)するのに長く時間がかかる。
あなたが、コードの開発に関わっていれば、CVS 版を使用するのが通常のやり方であろう。CVS 版と言っても、版は木の枝のように分かれた複数の状態を持っており、自分の目的に併せて枝(ブランチ)を選ぶべきである。権限さえあれば、自分のソースコードを還元し書き込むことも出来る。

最新動向

関連項目

外部リンク





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