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デジタル放送では、MPEG-2 VIDEOで符号化された画像、MPEG-2 AUDIOで符号化された音声はMPEG-2 SYSTEMSによりその他のデータと共にパケット化、多重化されて送出される。
符号化された映像、音声等をES(Elementary Stream)と呼ぶ。
ESを、画像ならフレーム単位、音声ならブロック単位などの意味のある単位ごとにパケット化したものをPES(Packetized Elementary Stream)と呼ぶ。PESには時刻情報が含まれており、この時刻情報を用いて映像と音声の同期を取ることができる。
PESを単に並べてヘッダをつけただけの多重信号形式をPS(Program Stream)と呼び、これはDVDなど、誤りのない環境でただ1つの番組を伝送したり蓄積したりする場合に用いられている。
放送などで伝送する場合は伝送路に誤りが含まれるので、TS(Transport Stream)と呼ばれる多重信号形式で多重化する。これは、PESを分割し、32byteのヘッダを含む188byte単位の大きさにしたものである。TSの各パケットにはパケット識別子(PID)と呼ばれる13ビットの情報が含まれる。これは各パケットのそれぞれが何を伝送しているものか示すためのものである。同一の画像、同一の音声はそれぞれ同じPIDを持つため、TSを受信した側はそれを用いて元のPESに戻すことが可能である。
同一PIDのパケットに含まれる情報が、実際には何を格納しているのか示すためには、それを識別するための情報が必要である。これがPSI(番組特定情報 Program Specification Information)と呼ばれるものである。特にPID=0のものはPATと呼ばれるほか、PMT,CATなどが存在する。
PSI情報を拡張し、番組情報などを含めたものがSI(Service Information)である。SIによって番組名や番組表(EPG)などが送信される。
SIはPSIの一部であると見なして、PSI/SI情報としてまとめて扱う場合が多い。また、SIにはEPGのほぼ全てが含まれるので、SI/EPGとまとめて扱う場合も多い。
PSIとして送信する情報は以下の通りである。
;PAT(Program Association Table)
;NIT(Network Information Table)
ES、PES、PS、TS
PSI,SI
PSI/SI情報
;PMT(Program Map Table)
;CAT(Conditional Access Table)
SIとして送信する主な情報は以下の通りである。(ARIB)
;SDT(Service Description Table)
;EIT(Event Information Table)
;TOT(Time Offset Table)
;LIT(Local Event Information Table),ERT(Event Relation Table),ITT(Index Transmission Table)
;BIT(Broadcaster Information Table)
;NBIT(Network Board Information Table)
;LDT(Linked Description Table)