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N進数

N進数とはの表記方法。ある数値を、符号、小数点およびN種類の数字を並べて表現したもの。Nを基数と呼ぶ。

日常用いられる数の表記は10進数である。

Table of contents
1 平易な説明
2 いくつかの進数の対応
3 自然数の表記
4 整数の表記
5 有理数の表記
6 符号
7 代表的なNの値

平易な説明

日常用いられている数の表記の仕方は、10進数と呼ばれるが、これは0から9までの数は一桁で表現し、10からは2桁になるという特徴を持つ。それに対応して、0から9までの10通りの数値については、それぞれ独自の文字(数字)が用意されている。10を一文字で表すことは(漢数字を用いる場合を除けば)できず、1と0の2文字を組み合わせて表記することになる。

同様に、2文字の数字を使えば、00から99まで100通りの数を表現することができる。99より大きな数を表現するには、更にもう一文字(桁)増やして、100と表記する。

このように10種の文字を並べて10通りの数を1桁で表し、100通りの数を2桁で、1000通りの数を3桁で、10のN乗の数をN桁で表すのが10進法である。10進法で書かれた数は10進数と呼ばれる。

ここで、「10」という数を2に変えると2進法に、16に変えると16進法になる。 例えば16進法では普通、0から9までの数字10種類と、AからFまでのアルファベット6種類、合わせて16種類の文字を共に数字として扱い、数を表現する。10進法では15と2桁で書き表される数も、16進法ではFと一文字で書き表せる。

逆に、8進法では0から7までの8種類の文字を数字として扱い数を表現するので、 10進法で8と書き表される数は、8進法では10と表され、2桁が必要になる。

いくつかの進数の対応

2進数3進数8進数10進数16進数
00000
11111
102222
1110333
10011444
10112555
11020666
11121777
1000221088
10011001199
10101011210A
10111021311B
11001101412C
11011111513D
11101121614E
11111201715F
10000121201610
10001122211711

自然数の表記

任意の自然数 T に対し、r を十分大きく取れば、

を満たし、各 ci は 0, 1, 2, 3, ..., (N-1) のいずれかであるような {ci} を一意的に取ることができる。

実際、次のようにすれば {ci} と r を を求めることができる(基数変換アルゴリズム)。

  1. T0 = T とし、i = 0 とする。
  2. TiN で割った余りを ci とし、
    Ti+1 = (Ti - ci)/N とする。
  3. Ti+1が 0 なら r = i として終了する。そうでなければ、i を 1 増やして、2に戻る。

さて、このとき、0 から N-1 までの自然数に何らかの記号(数字)を対応させておいて、 cr, cr-1, ..., c1, c0 に対応する記号を順に並べれば、任意の自然数 T を有限個の記号で表記できることになる。 この表記のことを T の N進数表記 という。

なお、上記ではアルゴリズムが終了するまで r が幾つになるか分からないが、対数を用いればとして事前に rを求めておくこともできる。ただし、はfloor関数である。

10進数の5213という表記は、5213 = 3×1 + 1×10 + 2×100 + 5×1000ということであり、 3という自然数に'3'という文字を、1という自然数に'1'という文字を、……当てはめて並べたものである。

整数の表記

T が負の数である場合には 記号列の先頭に負符号 - を付けて、その後に絶対値 |T| のN進数表記を続けることにすれば、任意の整数を同様にして表記できる。

有理数の表記

整数 T を表す場合は N0(=1), N1, N2, ..., Nr を使ったが、

符号

代表的なNの値





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